【弁護士コラム】前妻の子が突然見つかった!?

相談内容

父が急逝し、相続の手続のために戸籍を調べたところ、母と結婚する前に離婚歴があり、前妻との間に子どもが1人いることがわかりました。父に離婚歴があることは知っていましたが、子どもがいたことは知りませんでした。母は、父名義の家に住んでいるのですが、今後どうなるのでしょうか。

 

 

弁護士からの回答

相続相談は弁護士まで離婚しても、前妻との間に生まれた子どもは相続人となります。

今回の場合は、お母様が妻として2分の1、ご相談者様と前妻の子がそれぞれ4分の1ずつ相続分を取得します。

誰がどの遺産を取得するかについては、相続人全員で協議する必要があります。遺産の中に不動産がある場合には、評価の方法や分け方に争いが生じるケースが多く見られます。

ただし、お父様が遺言を作成していれば、遺留分(法定相続分の2分の1)を害さない範囲で、妻であるお母様に生活の場である自宅を残すことも可能です。

遺言がなく、紛争が深刻な場合には、家庭裁判所での調停や審判を経なければならず、遺言を作成しているかどうかは、死後のご家族の生活に大きな影響を与えることになります。

(担当弁護士:菅原 仁人)

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