依頼者:札幌市、60代、男性 事案の概要 相続人6名(兄弟、甥姪)の事案でした。 遺言書作成により、遺産が不均衡に配分されることで相続人間に紛争を生じさせるのではないかという不安を抱えていました。 争点・困難な点 この事案では以下の点が課題となっていました: 相続人が遠方で連絡が容易ではない 遺産となる不動産の経年劣化も進ん 続きを読む
財産状況 自宅兼収益物件であるマンション、預貯金、自動車 家族構成 被相続人(70代)、後妻である依頼者、被相続人と先妻との間の長男、二男 相談内容・依頼のきっかけ 依頼者と被相続人であるご主人との間には子どもがなく、被相続人と先妻の間の長男、二男がいました。 依頼者と長男、二男との折り合いが悪く、被相続人が遺言書が作成せず亡くなったことで、 続きを読む
ご依頼者の属性 80代 女性 ご相談に至った経緯 結婚歴がなく子もいない女性で、法定相続人がいないケースです。 法定相続人にはあたらない遠縁の親戚の方が親身になって世話をしてくれたため、遺産はすべてその方にお渡ししたいとの強い希望があり、ご相談にいらっしゃいました。 弁護士の関わり 法定相続人ではない方に遺言によって財産を残すことを「遺贈」といいます。 今回は、遠縁の親戚の方 続きを読む
ご依頼者の属性 依頼主 70代 女性 ご相談に至った経緯 依頼者には3人の子どもがいましたが、依頼者は、家業を継ぎ、同居していた長男に遺産の多くを残したいと思っていました。 しかし、体が弱っていたことから介護施設で暮らし、外出することができませんでした。 弁護士の関わり 遺言にはいくつかの種類がありますが、自筆証書遺言を作成しても、死後に遺言が見つからない場合もあるなどの不都合がありま 続きを読む
お子様が成人した後に再婚した男性からの、自分の死後、子と後妻との間で相続の争いが起きるのを防ぎたいとのご相談です。子と後妻の女性との間には、ほとんど交流がなく、また、男性には価値の高い不動産のほか多額の預金等の財産があり、相続に争いが生じた場合には、紛争が複雑かつ長期化することが予想されました。 男性は、自分亡き後の後妻の女性の生活を非常に心配しており、まずは、居住してい 続きを読む